Culture of Amorphous Words

無定形言葉の培養

生物学・芸術・言葉の関係とは何か?

自然は完全な美学と生物であり、そのように人体も含まれている。

人間はこの完全性を模倣しながら、美学と文化の新概念を作り始めた。芸術家は自分の詩を弛みない努力で探す。また、芸術家は自分の言葉と言語のように絶え間なく活動と変化し自分の表現と意味を求める。

ブラジル詩人のカルロス・ドゥルモン・デ・アンドラーデ、“Declaration・Of・Love”「恋の告白」という詩は、言葉の繰り返し 「My Flower・My Flower・My Flower/私の花」によって自分に属する、または所有したい物を強調している。花の言葉は詩人の欲望の対象、自然の完全な美しさ、完全な詩的表現であ る。彼は、ブラジルのありふれた花の科学的な名前を全部並べ、昆虫や蝶のように一本一本の花に飛んでいき、甘い蜜、美徳と詩を自分の言葉に取り込みたいと 思っている。

‘Culture’(文化)と言う言葉はラテンから生まれ、元々‘Colo’と言う古い言葉から来た。それは、「私は耕作する」「耕作される物」と 言う意味である。生物学では、‘Culture’は微生物や多細胞生物の培養‘Cell Culture’と広汎的に用われている。

このように、私は「無定形言葉の培養」プロジェックトを作り始めた。さまざまな無定・植物形オブジェを綿で作り、詩と意味の無い言葉を綿糸でオブジェの外面に縫った。それは、言葉をイメージとして概念と構図を作る。

言葉は生きている。分子構造のように、一つ一つを一緒に繋ぐと新しい意味が生まれる。

ミュータント(突然変異)生物やウィルスのように変化が起こり、その時に文化と社会の間に変革を起こす。

「無定形言葉の培養」の作成は自分の「詩」、「生物」と「言葉」の耕作である。それは自然のもつ美学性に近付きたいという気持ちを込めたオブジェである「詩・植物・言葉」のハイブリッドなのだ。

上西エリカ